#2 ツバメノート ツバメノート

講評・仕様:

購入価格 432円
紙質
なめらかさ なめらか
厚さ 厚い
コシ・しなり 良い
入手しやすさ 主要文具店、生協で入手可能。入手しやすい。
開きやすさ・綴じ 開きやすい。小さい束に分かれている。
吸乾性(裏写り)・にじみ・裏抜け 乾きやすく、にじみなく、抜けもほとんどなし(若干あり)。
その他アピールポイント 表紙は伝統的な図柄で、コラボレーションも多い。
枚数 100枚 他 紙色 白 種類 横罫

項目:

ツバメノート

1枚単価(6.4125円) 4.5 ■■■■□ 
紙質(なめらかさ) 4 ■■■■
紙質(厚さ) 4 ■■■■
紙質(コシ・しなり) 4 ■■■■
入手しやすさ 4 ■■■■
開きやすさ・綴じ 3.5 ■■■□
吸乾性(裏写り)・にじみ・裏抜け 4 ■■■■
その他アピールポイント 4 ■■■■
総合得点 32/40
平均値 4/5

ツバメノート感想:

あこがれのノートの代名詞の一冊ともなっているツバメノートを、実は初めて購入したのだった。若干の裏抜けがあるほかは、他に短所を見つけることができない。良くも悪くも安定していて、面白みはないが、安心感は折り紙つきだ。王道のノートだろう。伝統の一冊だ。セクションノートは見送っている。*1

*1) その後、購入したことは言うまでもない。

#1 伊東屋 カラーチャート(限定) クロスカバー

講評・仕様:

購入価格 513円 (50%引きアウトレット)通常1188円
紙質
なめらかさ ややなめらか
厚さ 普通
コシ・しなり 普通
入手しやすさ 伊東屋その他オンラインで入手可能。ただしこの値段は希少。
開きやすさ・綴じ やや難あり
吸乾性(裏写り)・にじみ・裏抜け ややにじみあり。抜けあり。やや乾きにくい。
その他アピールポイント カラーバリエーション豊富。アウトレットが安い。
枚数 80枚 紙色 白 種類 横罫、方眼/横罫

項目:

カラーチャート(クロスカバー)

1枚単価(6.4125円) 4 ■■■■ 
紙質(なめらかさ) 4 ■■■■
紙質(厚さ)  3 ■■■
紙質(コシ・しなり) 3 ■■■
入手しやすさ 2 ■■
開きやすさ・綴じ 2 ■■
吸乾性(裏写り)・にじみ・裏抜け 2 ■■
その他アピールポイント 3 ■■■
総合得点 23/40
平均値 2.9/5

カラーチャートクロスカバー感想:

高級ノートの沼にはまるきっかけを作ったノート。伊東屋のオンラインショップのアウトレットコーナーで、たたき売られていたのを見て、高級ノートの魅力、ハードカバーの安定さ、素材としての価値を知ってしまった。日記用に10年分24冊も買い求め、ほとんどおかしいレベルである。1026円相当が50%引きの513円で入手でき、在庫限りとあっては、入手するしかない。ハードカバーの表紙は、所有する喜びを与えてくれるし、他の部分も及第点で基本の仕様は申しぶんない。ここからすべてが始まったかと思うと感慨深い。

高級ノート選手権

相変わらず、高級ノートの模索が続いている中、いよいよ高級ノート選手権を開くことにした。自分にとっての一番を見つけるために、一定の条件のもとに、一定の評価を与え、その中で優劣を競い合うことにする。以下にその条件と項目を記す。当初の条件とその後の結果に、多少のズレが生じているのはご容赦いただきたい。(例:モレスキン、A5サイズ以外、リングノートなど)。

条件:

  • A5サイズノート
  • 方眼、ドット方眼、または横罫
  • 表紙は基本的に紙材質(一部ハードカバーあり)
  • 価格は1500円(税込)が上限(結果、モレスキンはエントリーに入らない)*1
  • 筆記用具は万年筆利用(プラチナ万年筆 #3776センチュリーおよびプラチナ万年筆のブルーブラックインク)
  • リングノートをのぞく(個人的な趣味とノートカバー利用のため)*2

項目:

  • 価格(1枚あたりの単価)
  • 紙質
    • なめらかさ
    • 厚さ
    • コシ・しなり
  • 入手しやすさ
  • 開きやすさ・綴じ
  • 吸乾性(裏写り)・にじみ・裏抜け
  • その他アピールポイント

各項目5点満点
総合得点と平均値(小数点第2位を四捨五入)

*1) 当初は、この条件のため、通常のハードカバーのモレスキンはエントリーしない予定だったが、カイエジャーナルが1000円だったため、エントリーさせることにした。やはり高級ノート選手権で、モレスキンがエントリーしないのはもどかしい。

*2) その後、番外編としてリングノートのエントリーをおこなっている。

高級ノート

4月下旬に新発売となったライフの「マージンノート」をなかなか入手できなかったのだが、最近ようやく手に入れることができた。1冊1188円という、今までに手を出したことのない高級ノートは、さすがにすばらしい仕上がりだった。紙質といい綴じといい、文句のつけようがない。ほかに、たまたま伊東屋のオンラインショップのアウトレットで見つけたカラーチャートのノートも半額だったのですぐさま購入した。こちらのクロス地のカバーも紙質も申し分ない。上記2冊はいずれも、縦のマージン罫が入っていて、わたし好みだ。だいぶ前から我が家に存在した、ORDNING&REDAのLIBROノートもようやく使い始めた。

良いノートが手に入ると、万年筆を使いたくなる。もともと中学生の頃から万年筆を使っていたので、裏抜けやにじみの出ない高級紙を見ると、どうせなら万年筆で書き物をしたいという欲求が出てくる。そうすると新しい万年筆が欲しくなるのが悪い癖だ。

高級ノートを前にすると、なにか特別な内容を書かなくてはという気負いが生まれるという記事を読んだが、まさしくそのとおりだと思う。今、どのノートに何をどうやって書こうかというのがもっぱら楽しい悩みだ。

ノートカバー

最近、ノートの使い方について、自分の方法を見つめ直している。仕事用ノートの使用効率化が主な目的だが、それに合わせて全体的な使い勝手向上を意図している。

  • 仕事用
    A4サイズの一般的なノートとフィラーノートの組み合わせで、ノートカバーの左右に収納している。仕事では、A4で会議用や研修用と、目的別にノートを分けているので、その都度差し替える使い方だ。会議と研修が同時にある場合は、両方挟む必要があるだろう。
  • メモ
    こちらは、ずっと前から、伊東屋のリーガルパッドホルダーにリーガルパッドを収納するだけという、いたって単純な使い方をしている。忘れてはいけない頭に浮かんだことを、このリーガルパッドにどんどん書いている。思考をまとめるときにも使っている。サイズがある程度大きいので、様々なアイデアを集約するのに役立てている。
  • アイデア出しノート
    今までメモ用に使っているリーガルパッドから、アイデア出しと思考集約部分を取り出し、こちらに書きだそうと考えている。リーガルパッドのジュニアサイズと無印良品の4コマノートの組み合わせだ。なんとなくアイデアを出すのにわくわくする感じがある。
4コマノートとリーガルパッドジュニア

4コマノートとリーガルパッドジュニアの組み合わせ

ノートカバー1つで、様々な使い方が生まれるのが、ノート術の面白いところだ。自分にあった、自分独自のやり方というのが、文具魂、ノート術魂をくすぐるのだろう。

リーガルパッドとフィラーノート

メモを取るとき、リーガルパッドを使っている。自分はどうも、マージン罫のついた用紙が使いやすいようだ。リーガルパッドに伊東屋のホルダーをつけて、どこでもメモを取ったり考えをまとめた入りしている。
難点といえば、どこにでも売っているものではないということと、若干値段が高めというところだ。

今春、ライフからマージンノートというものが発売された。名前の通り、マージン罫のついたノートだ。マージン罫好きとしては、一度入手して試してみたい。普段使いのノートにもわざわざ自分でマージン罫を引いているくらいなので、もともとついていてくれれば、こんな楽なことはない。紙も上質なようだ。しかし、私の近辺ではどこにも売っていない。著名な文房具やんに電話をかけて調べてみたが、どこにも売っていなかった。

この、マージンノートの調査の際に、フィラーノートの存在を知った。KOKUYOの元祖のノートで、キャンパスノートよりも約15年も前に販売されているそうだ。これが、私の要望にぴったりと合っているようなので、こちらを入手してみた。リーガルパッドに比べてもだいぶ安く、マージンノートとほぼ変わらない値段のようだ。ベストセラーだけのことはある。実際に使ってみると、大変に使いやすい。スパイラルとじ(リングとじ)、ミシン目つき、2つ穴つき、そしてマージンつきと、考えれば色々と欲ばりな仕様である。リーガルパッドでコピーを取ると、A4用紙にサイズが微妙に足りなかったり、多かったりするので、そういう時はフィラーノートが使いやすい。また、人に渡す前提でも、こちらの方が良いようだ。また、情報を一元管理した後に、2つ穴ファイルにカテゴライズするときにも便利そうだ。使い方を考えるだけでも、わくわくしてくる。

CONTAX G1 , SIGMA DP1

かなり昔に友人から譲り受けた CONTAX G1 の調子が悪い。以前から合焦時にギーコギーコとやかましく、ピント合わせに失敗することが多かった。MFでピント合わせをしてもうまくいかず、ストレスのたまる撮影だった。

たまたまオークションを眺めていたところ、ジャンク扱いの G1が出品されていた。電池ふたがないために、1000円という値段がついていた。最近の G1, G2 はなぜかオークション時に値が高い。良品の品薄感があるのか。いずれにしても、ふたは既に持っているので、ダメで元々落札してみた。結局1300円で入手した。ひとまず電池を入れて動作確認したところ、一通りの動きは問題なし。シャッターが切れたり切れなかったりするのだが、コツをつかめば何とかなりそうだ。最終的に、MFで使用する分には問題なしという結論になった。AFでも動作は可能なのだが、日の丸写真しか撮れないようだ。休日の鎌倉で一通り撮影を済まし、プリントを見て感動した。相変わらず、想像以上の写真を写し出す。

IMG_4166

桜の季節なので、あちこちカメラを持ち歩く。常時3台のカメラをいろいろと使い選んで分かったのは、自分は35mm(35mm換算)のレンズが好きらしいということだ。思い描く構図にしっくりはまる。さらに、プラナー 45mm/f2 は絶対にはずせない。こちらはいざというとき一番頼りになる。SIGMA DP1 の 28mm(35mm換算)は、上手く使いこなせないことが多いが、はまると驚くべき写真ができあがる。約1年ぶりに使ってみて、このカメラの底力を思い知った。目を見はる解像度は、プラナーとはまた違った力を感じる。DP1をうまく使いこなせるようになりたいものだが、たいてい間の抜けた構図になるのは、力不足というしかない。ただし、楽しい力不足だ。

SDIM0018

タヌキ

夜中、帰宅途中、タヌキに出くわす。
おそらく成獣のタヌキであろう、こちらをうかがいながら、少し先を進んでいく。

2016/03/16 22:20

2016/03/16 22:20

驚いたことに、いったんこちら側へ戻ってきたりもした。

2016/03/16 22:20

2016/03/16 22:20

タヌキが人を化かすというのは、こういうことなのだろう。タヌキにもてあそばれている気がする。

2016/03/16 22:20

2016/03/16 22:20

少し先を行ったり来たりしていたが、突然いなくなってしまった。

まさに、タヌキに化かされたようだ。

CONTAX Tix

今さら、APSフィルムカメラの話ではない、と書き続けて数年になるが、またもAPSフィルムカメラの話だ。
もはや、APSというのは、撮像素子サイズのAPS-C くらいしか生き残っていないのではないだろうか。

何はともあれ、最近愛用の、CONTAX Tixの調子が悪い。使用中に、枚数表示が点滅して動作不能に陥るのだ。フィルムを無駄にして、あれこれ調べてみると、結果、電源周りが怪しいことが分かった。電池を新しいものに変えると、動くときがある。結局「CONTAX 電圧低下」でウェブ検索すると、CONTAXの持病らしいことが分かった。電圧低下にシビアなので、電池の個体差も含めて、新品の電池を使っても使用不能になるらしい。今のところ、電池を新しいものに変えながら、だましだまし使っている。だましだましでも使いたいカメラなのだから。

一方で、CONTAX Tixがいよいよ完全に使用不可になった場合に備えて、貯蔵しておいた、CANON IXY 310の撮影を試してみる。まだ現像が上がってないので何とも言えないが、CONTAX Tixの代用になればうれしい。ネットの評判はあまりよろしくないようだが。とはいえ、今さらネットの評判云々とも言っていられないのが現状だ。APSフィルムはたくさん買い貯めているので、まだまだ CONTAX Tixにも CANON IXY 310にも現役でいてほしい。さらにバックアップとして、CANON IXE もあるので、困ることはないだろうが、携帯性としては、CONTAX TixやCANON IXY 310の方を積極的に使いたい。

 

ownCloud 9.0

久しぶりのメジャーバージョンアップになる。
最近のアップデートでは、クリアインストールの方がたいてい何の問題もなく動くが、今回の9.0もその通りだった。8.2.2の上にアペンドしたところ動作がおかしく、結局クリアインストールでうまくいった。

メジャーバージョンアップのため、いつも使用しているアプリのいくつかが対応していない。Tasks や Full Search Text などだ。早く対応することを望む。

changelog を見ると、いろいろと新しくなっているようだが、以前との違いがよく分からない。calendar アプリの表示が少し変わったのには気づいた。

これだけバージョンが上がって枯れてくると、安定性や安全性、確実性の方にシフトするのだろうか。