リーガルパッドとフィラーノート

メモを取るとき、リーガルパッドを使っている。自分はどうも、マージン罫のついた用紙が使いやすいようだ。リーガルパッドに伊東屋のホルダーをつけて、どこでもメモを取ったり考えをまとめた入りしている。
難点といえば、どこにでも売っているものではないということと、若干値段が高めというところだ。

今春、ライフからマージンノートというものが発売された。名前の通り、マージン罫のついたノートだ。マージン罫好きとしては、一度入手して試してみたい。普段使いのノートにもわざわざ自分でマージン罫を引いているくらいなので、もともとついていてくれれば、こんな楽なことはない。紙も上質なようだ。しかし、私の近辺ではどこにも売っていない。著名な文房具やんに電話をかけて調べてみたが、どこにも売っていなかった。

この、マージンノートの調査の際に、フィラーノートの存在を知った。KOKUYOの元祖のノートで、キャンパスノートよりも約15年も前に販売されているそうだ。これが、私の要望にぴったりと合っているようなので、こちらを入手してみた。リーガルパッドに比べてもだいぶ安く、マージンノートとほぼ変わらない値段のようだ。ベストセラーだけのことはある。実際に使ってみると、大変に使いやすい。スパイラルとじ(リングとじ)、ミシン目つき、2つ穴つき、そしてマージンつきと、考えれば色々と欲ばりな仕様である。リーガルパッドでコピーを取ると、A4用紙にサイズが微妙に足りなかったり、多かったりするので、そういう時はフィラーノートが使いやすい。また、人に渡す前提でも、こちらの方が良いようだ。また、情報を一元管理した後に、2つ穴ファイルにカテゴライズするときにも便利そうだ。使い方を考えるだけでも、わくわくしてくる。

CONTAX G1 , SIGMA DP1

かなり昔に友人から譲り受けた CONTAX G1 の調子が悪い。以前から合焦時にギーコギーコとやかましく、ピント合わせに失敗することが多かった。MFでピント合わせをしてもうまくいかず、ストレスのたまる撮影だった。

たまたまオークションを眺めていたところ、ジャンク扱いの G1が出品されていた。電池ふたがないために、1000円という値段がついていた。最近の G1, G2 はなぜかオークション時に値が高い。良品の品薄感があるのか。いずれにしても、ふたは既に持っているので、ダメで元々落札してみた。結局1300円で入手した。ひとまず電池を入れて動作確認したところ、一通りの動きは問題なし。シャッターが切れたり切れなかったりするのだが、コツをつかめば何とかなりそうだ。最終的に、MFで使用する分には問題なしという結論になった。AFでも動作は可能なのだが、日の丸写真しか撮れないようだ。休日の鎌倉で一通り撮影を済まし、プリントを見て感動した。相変わらず、想像以上の写真を写し出す。

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桜の季節なので、あちこちカメラを持ち歩く。常時3台のカメラをいろいろと使い選んで分かったのは、自分は35mm(35mm換算)のレンズが好きらしいということだ。思い描く構図にしっくりはまる。さらに、プラナー 45mm/f2 は絶対にはずせない。こちらはいざというとき一番頼りになる。SIGMA DP1 の 28mm(35mm換算)は、上手く使いこなせないことが多いが、はまると驚くべき写真ができあがる。約1年ぶりに使ってみて、このカメラの底力を思い知った。目を見はる解像度は、プラナーとはまた違った力を感じる。DP1をうまく使いこなせるようになりたいものだが、たいてい間の抜けた構図になるのは、力不足というしかない。ただし、楽しい力不足だ。

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タヌキ

夜中、帰宅途中、タヌキに出くわす。
おそらく成獣のタヌキであろう、こちらをうかがいながら、少し先を進んでいく。

2016/03/16 22:20

2016/03/16 22:20

驚いたことに、いったんこちら側へ戻ってきたりもした。

2016/03/16 22:20

2016/03/16 22:20

タヌキが人を化かすというのは、こういうことなのだろう。タヌキにもてあそばれている気がする。

2016/03/16 22:20

2016/03/16 22:20

少し先を行ったり来たりしていたが、突然いなくなってしまった。

まさに、タヌキに化かされたようだ。

CONTAX Tix

今さら、APSフィルムカメラの話ではない、と書き続けて数年になるが、またもAPSフィルムカメラの話だ。
もはや、APSというのは、撮像素子サイズのAPS-C くらいしか生き残っていないのではないだろうか。

何はともあれ、最近愛用の、CONTAX Tixの調子が悪い。使用中に、枚数表示が点滅して動作不能に陥るのだ。フィルムを無駄にして、あれこれ調べてみると、結果、電源周りが怪しいことが分かった。電池を新しいものに変えると、動くときがある。結局「CONTAX 電圧低下」でウェブ検索すると、CONTAXの持病らしいことが分かった。電圧低下にシビアなので、電池の個体差も含めて、新品の電池を使っても使用不能になるらしい。今のところ、電池を新しいものに変えながら、だましだまし使っている。だましだましでも使いたいカメラなのだから。

一方で、CONTAX Tixがいよいよ完全に使用不可になった場合に備えて、貯蔵しておいた、CANON IXY 310の撮影を試してみる。まだ現像が上がってないので何とも言えないが、CONTAX Tixの代用になればうれしい。ネットの評判はあまりよろしくないようだが。とはいえ、今さらネットの評判云々とも言っていられないのが現状だ。APSフィルムはたくさん買い貯めているので、まだまだ CONTAX Tixにも CANON IXY 310にも現役でいてほしい。さらにバックアップとして、CANON IXE もあるので、困ることはないだろうが、携帯性としては、CONTAX TixやCANON IXY 310の方を積極的に使いたい。

 

ownCloud 9.0

久しぶりのメジャーバージョンアップになる。
最近のアップデートでは、クリアインストールの方がたいてい何の問題もなく動くが、今回の9.0もその通りだった。8.2.2の上にアペンドしたところ動作がおかしく、結局クリアインストールでうまくいった。

メジャーバージョンアップのため、いつも使用しているアプリのいくつかが対応していない。Tasks や Full Search Text などだ。早く対応することを望む。

changelog を見ると、いろいろと新しくなっているようだが、以前との違いがよく分からない。calendar アプリの表示が少し変わったのには気づいた。

これだけバージョンが上がって枯れてくると、安定性や安全性、確実性の方にシフトするのだろうか。

APS film

今さらAPSフィルムの話でもない。
富士フィルムがAPSフィルムの販売を終了してからすでにだいぶ経つ。販売を終了すると聞いて買いためたフィルムを少しずつ使用している。CONTAX Tixを使いたいためだ。

今回、久しぶりにCONTAX Tixを使い撮影をした。出来上がったプリントを見ると、時々ざらざらしたプリントがある。フィルムも古いし、カメラも古い。どんなトラブルが起きても、驚きはしない。今回、店員にカートリッジの調子が悪かったので、スペアのカートリッジと交換した、と告げられた。スペアカートリッジなるものの存在を知らなかったので、未だにAPSに関して新しい発見があるのかと驚きを禁じ得なかった。ともかく珍しい体験ができたのは感謝である。その帰り道、APSのマークに似たロゴを見つけたので、一緒に並べてみる。クロネコヤマトのFAXである。

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2015/05/16 12:07

2015/05/16 12:07

Domenico Scarlatti : The Complete Keyboard Sonatas by Scott Ross

ひょんなことから、中学生時代に繰り返し聴いていた、ドメニコ・スカルラッティのソナタ全曲集を手に入れた。アマゾンで6929円と、破格の値段がついていたので、ためらうことはなかった。CD34枚セットでこの値段である。スコット・ロスの偉業がこんなに入手しやすい値段でよいのか。私にとってはありがたいことである。

そもそも、NHK-FMでかつて、このスコットロス演奏のソナタ全曲放送というのを流していたのだ。それを毎回エアチェックして、カセットテープに保存していた。そしてそれを何回も覚えるほどに聴いていた。特に気に入っていたのが Kk 150, Kk 151 そして Kk 152 だというのが、今回のCD BOX SET 購入で分かった。それだけでも大きな収穫だ。アマゾンで、同じような CD BOX SETで1万ちょっとするのもあるので要注意だ。同じ内容なのでこちらの方がお買い得だ。

 

OwnCloud8

OwnCloudのバージョン8がリリースされた。アップデートセンターにはまだ通知がなかったので、アーカイブをダウンロードして更新インストールをしてみた。データベースのアップデートが終わって、通常の画面に戻ったところ、なんだか挙動がおかしい。結局クリアインストールをして問題なくバージョンアップできた。バージョンアップ後の印象は大きく変わらない。細かいところで使い勝手が良くなっている。Favoritesという項目が増えているのが新しいところか。これは使える機能のようだ。

実を言うと、前回のバージョン7の時から存在した機能のようなのだが、LibreOfficeとの連携を新しく設定してみた。思ったよりも良い印象なので、これはうれしい。設定時に、yum install libreoffice-headless をする必要があったのを記録しておく。

今となっては、自分のネットワーク環境の基幹となっているOwnCloudなので、安定してリリースしてくれるのはとてもありがたい。

EOS M

フィルムカメラの環境が日に日に悪化しているので(現像とか)、やむなく投げ売り状態の EOS Mのダブルレンズキットを購入した。全部入りで4万円しないのは、AFが遅いなど、とにかく評判の悪いカメラだからだろう。しかし、普段CONTAX G1をまったり使っているわたしにとっては、AFがとても速く感じられる。機能が豊富で、かつ綺麗な写真が簡単に撮れるので、浦島太郎になった気分だ。CONTAX G用のプラナーをつけて、MFでベンケイソウを撮影する。とても良い感じ。付属のパンケーキレンズも標準ズームレンズもよく写る。今までのレンズ資産を考えて、EOSにしたが、まあ正解だった。とにかくできることが多すぎるので、現在マニュアルを読んでいる。CONTAX G1には存在しない、HDRとかこれから試したいことがいろいろ出来た。

ベンケイソウ

EOS M

図書館構築に役立つサイト

自分の図書館に関して、和書の分類は国立国会図書館の情報に準拠している。MARC情報もダウンロード可能なので、とにかく助かっている。洋書については、アメリカ議会図書館 ( LIBRARY OF CONGRESS : LC )からMARC21XMLをダウンロードし、それをMarcEditを使ってMARC情報にコンバートしている。分類については、分類情報サービスweb ( http://classify.oclc.org/classify2/ ) を参考にしている。他にも、フランス国立図書館 ( La Bibliothèque nationale de France : BNF )も参考にしている。WorldCat も眺めていて楽しい。分類整理はようやく千冊に辿り着こうとしている。