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紙書籍版販売開始

 

以前、自分の作品の電子書籍を出版したことがある。先日、アマゾンから紙書籍も出版が可能になったという連絡が届いたので、中島一則短編集中島一則随想集(2010年代)を、紙書籍としても出版することにした。幸いすでに電子書籍版を作成したときのデータがあるので、それを紙書籍版に利用するのは簡単だった。一番難航したのは表紙作りだった。新しくおしゃれな装幀の表紙を一から作成することも可能だったけれど、それほどの知識も体力もないので、電子書籍版の表紙をそのまま流用することにした。しかし、紙の書籍となると、表紙だけでなく裏表紙や背表紙など、考えるところはたくさんある。結局あまり凝ったことはせずに解説文をそのまま載せるだけに留まった。それでも、自分の本が紙の書籍というかたちで存在するのはとても感慨深い。いわゆる物質的恍惚という感覚だ。子供のころの夢が、「小説家になって、本を出版すること」だったので、いわば夢が叶ったわけだ。何歳になっても夢が叶うというのは本当に嬉しい。アマゾンで「中島一則」で検索すれば、電子書籍版と同じページで紙書籍版にもたどりつく。

アマゾンでのみ販売中だ。

中島一則短編集のリンクはこちらから。

中島一則随想集(2010年代)のリンクはこちらから。

 

作品を Amazon Kindle Unlimited に登録しました

自ら専ら好んで Amazon Kindle Unlimited を利用している。それで、自分の作品もそれに登録してみたくなった。売上としては、読まれたページ数が重要だ。いずれにしても、読まれる機会が増えるのは良いことだと考えての判断だ。

作品:

中島一則短編集

中島一則随想集(2010年代)

2020年が終わる

早いもので、前回 Rakuten Miniを入手した記事を書いたが、今回はそれが壊れた記事を書く。そして 2020年が終わろうとしている。今年は、新型コロナウイルスに振り回されたとも云える。その中で人間がどのように振る舞うのかというのが見えた一年だった。それはおそらく来年も続くだろう。より理性的であるのか、より感情的であるのかそれぞれの個性が色濃く出た。自分はと云えば、夏頃に美術評論を一作起こした。本格的な美術評論は初めてだったのでとても楽しめた。立場上、色々と頼られることが多くなり、一言で云えば、円熟味が増したと云えるのではないだろうか。肩の力を抜いても、色々なことがうまくいくようになったとも云える。来年もそのようにあってほしいものだ。そのためには周りの人たちの協力が欠かせない。そういう点では今年も来年も感謝の日々だろう。

中島一則随想集(2010年代)

 2018年1月に、中島一則短編集を電子書籍で発行して以来、約1年半ぶりの電子書籍発行である。今回の作品は、2010年代に随想や評論として書いたものを一冊にまとめたものだ。他に、行政書士記念論文に受賞したものも掲載してある。最近約10年間に考えたものをまとめてある。このくらいの間隔で作品を発表できるとよい。

中島一則短編集

ふと思い立って、自分の作品を電子書籍化することにした。
ちょっとした思いつきの割には、簡単に果たすことができた。

作品を書き続けていれば、書籍化(電子書籍化)は夢の一つである。作品を発表するにあたり、縦書きフォーマットは外せなかった。この縦書きというのが、電子書籍化するのになかなかやっかいだ。というのも、コンピュータの世界は、横書きが一般的だからである。今回、WZ Writing Editor 2を利用して縦書きフォーマットを実現した。高度なEPUB出力が可能なところが良かった。EPUB出力後、Kindle Previewer 3 でMOBI化する。さらに、GIMPで表紙画像を作成し、Calibreで表紙画像(cover.jpg)を作品(MOBIデータ)と紐付けする。

ここまで来たら、あとは、KDP(Kindle Direct Publishing)のアカウントを作成し、必要事項を入力し、税の支払い登録を済ませるだけだ。MOBIデータをアップロードすれば、あとは審査が通るのを待つのみだ。最長72時間かかると書いてあったが、自分の短編集の場合、2時間弱でストアに公開された。

 こうして自分の作品が売り場に並ぶと感慨深い。もっとたくさん書いてどんどん発表したくなる。

今回の作品集は、初期作品を含めた短編集だ。妖怪二部作、モグラなど人間以外を描写している。代表作「鳩使い」も収録している。次は、評論集を出そうかなと考えている。今後の作品発表を考えるだけでも、とてもわくわくしてくる。高級ノート選手権の電子書籍化なども現実味が増してきた。どんどん書かなくちゃ!