早いもので、前回 Rakuten Miniを入手した記事を書いたが、今回はそれが壊れた記事を書く。そして 2020年が終わろうとしている。今年は、新型コロナウイルスに振り回されたとも云える。その中で人間がどのように振る舞うのかというのが見えた一年だった。それはおそらく来年も続くだろう。より理性的であるのか、より感情的であるのかそれぞれの個性が色濃く出た。自分はと云えば、夏頃に美術評論を一作起こした。本格的な美術評論は初めてだったのでとても楽しめた。立場上、色々と頼られることが多くなり、一言で云えば、円熟味が増したと云えるのではないだろうか。肩の力を抜いても、色々なことがうまくいくようになったとも云える。来年もそのようにあってほしいものだ。そのためには周りの人たちの協力が欠かせない。そういう点では今年も来年も感謝の日々だろう。
「執筆活動」カテゴリーアーカイブ
中島一則随想集(2010年代)
中島一則短編集
ふと思い立って、自分の作品を電子書籍化することにした。
ちょっとした思いつきの割には、簡単に果たすことができた。
作品を書き続けていれば、書籍化(電子書籍化)は夢の一つである。作品を発表するにあたり、縦書きフォーマットは外せなかった。この縦書きというのが、電子書籍化するのになかなかやっかいだ。というのも、コンピュータの世界は、横書きが一般的だからである。今回、WZ Writing Editor 2を利用して縦書きフォーマットを実現した。高度なEPUB出力が可能なところが良かった。EPUB出力後、Kindle Previewer 3 でMOBI化する。さらに、GIMPで表紙画像を作成し、Calibreで表紙画像(cover.jpg)を作品(MOBIデータ)と紐付けする。
ここまで来たら、あとは、KDP(Kindle Direct Publishing)のアカウントを作成し、必要事項を入力し、税の支払い登録を済ませるだけだ。MOBIデータをアップロードすれば、あとは審査が通るのを待つのみだ。最長72時間かかると書いてあったが、自分の短編集の場合、2時間弱でストアに公開された。
こうして自分の作品が売り場に並ぶと感慨深い。もっとたくさん書いてどんどん発表したくなる。
今回の作品集は、初期作品を含めた短編集だ。妖怪二部作、モグラなど人間以外を描写している。代表作「鳩使い」も収録している。次は、評論集を出そうかなと考えている。今後の作品発表を考えるだけでも、とてもわくわくしてくる。高級ノート選手権の電子書籍化なども現実味が増してきた。どんどん書かなくちゃ!