ずっとフィルムカメラ

一年半ほど前に、FM10のことをこちらに書いて以来、フィルムカメラのことを書いていない。ではもうすっかり使っていないのかというとそうではなく、前回の記事を書いて以降もずっとフィルムカメラを使い続けている。現在主に使っているフィルムカメラは以下の通りだ。

  • CONTAX G1 + Planar 45/2
  • CANON IXY 310
  • FM10 + 標準レンズ、または ULTRON 40mm F2 SLII

他にデジタルカメラとして

  • CANON M (メイン)
  • SIGMA DP1 (サブ)

CONTAX G1の中古を安く手に入れ、これが何とか使えているので、主に使っている。持病の液晶漏れがあり何コマフィルムを使っているのかわからないが、そして合焦が先代G1よりも弱いが、それでも使えるものであるのは間違いない。そうであれば、やはりPlanarを使いたい。そういうわけで、G1の出番が多くなっている。ULTRONのこってりした色合いや、FM10標準レンズの解像度の高さは十分魅力的だが、やはりPlanarを手にしてしまう。
最近はあまり写真を撮りにいく時間がないので、その限られた時間で使うカメラとなると、どうしてもCONTAX G1が優先される。普段いつも持ち歩いているのは、IXY310なのだが、これもそれほど出番がない。カメラの問題というよりも、写真と向き合う心の問題のような気がする。きちんとカメラに向き合って、被写体にレンズを向けると、それだけで世界が新しくなる気がするのだ。少なくとも、ぼんやり目を向けていたときとは違う何かが見えてきて、それが溢れてくる。