#4 満壽屋 MONOKAKI

講評・仕様:

購入価格 1134円
紙質
なめらかさ ややなめらか
厚さ 普通
コシ・しなり コシ、しなり良好。
入手しやすさ 丸善で見たのみ。
開きやすさ・綴じ 適度に開く。
吸乾性(裏写り)・にじみ・裏抜け 吸乾性、にじみのなさは申し分ないが、若干裏抜けあり。
その他アピールポイント 表紙は越前和紙で切絵の意匠を凝らし、厚手の見返し。
枚数 80枚 紙色 クリーム 種類 横罫(太罫)

項目:

monokaki

1枚単価(14.175円) 1 ■ 
紙質(なめらかさ) 3 ■■■
紙質(厚さ) 3 ■■■
紙質(コシ・しなり) 4 ■■■■
入手しやすさ 2 ■■
開きやすさ・綴じ 3 ■■■
吸乾性(裏写り)・にじみ・裏抜け 3 ■■■
その他アピールポイント 4 ■■■■
総合得点 23/40
平均値 2.9/5

感想:MONOKAKI(罫あり)

おそらく、今回のノート選手権の中でもトップクラスの高級ノートだろう。なに、表紙に越前和紙の羽二重紙を使用し、高木亮氏のきりえをデザインし、ノートカバーのために見返しを厚くしているという、なんとも「高級」なノートである。今回の試みがなければ、おそらく購入しなかったノートである。9mmという太罫も、ああ万年筆を使うことが前提なのだなと思えるし、クリーム色の紙も、上品で落ち着いている。とにかく、ストレスを感じることはないだろう。若干裏抜けを感じないわけではないが、全く許容範囲である。許容範囲でないのは、価格だけである。これでもし、価格が半分だったら、優勝候補の一角を担っていただろう。心がときめくノートであるのは間違いないが、価格設定は微妙である。